一山本は阿炎のコピーのような相撲を取る。 そして、先場所は豊昇龍を破っている。 2場所連続で阿炎に敗れている豊昇龍にとってはイヤな相手だった。
やはり一山本は阿炎と同じようにもろ手突きの立ち合いだった。 しかし、豊昇龍はその腕を手繰って横を向かせて先手を取り、はたき込みで危なげなく勝利した。 一山本のもろ手突きが阿炎ほど強烈でなかったのかもしれないが。若隆景は豊昇龍同様、阿炎の術中にはまってしまった。
過去の対戦では若隆景4勝阿炎5勝と若隆景が苦手にしている相手。 阿炎は右手の突きが特に強いので、若隆景の左手が阿炎の右肘や二の腕を下からあてがって(押し上げる)いたら、違う展開になっていたかもしれない。
安青錦は2日目からまるでプログラムされたように同じ相撲を取り続けて8連勝。
安青錦は相撲マニアで、過去の名力士から現役力士まで親方所有のDVDやYouTubeなどを何回も見て過去の名力士から現役力士(特に小兵力士)まで研究を重ねているそうだ。 現役力士では若隆景を尊敬しており、その若隆景と明日対戦することについて、「うれしい。 ついにここまで来たんだ。」と語っている。 この記事の英語版はこちら
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