大の里2場所連続優勝!横綱昇進も確定的
大の里が琴櫻との大関対決を難なく制し、2場所連続優勝を決めた。
大の里は立ち合い相手の当たりをしっかりと受け止め、左からおっつけて琴櫻の右差しを封じ、圧力をかけて相手を下がらせながら右を差して危なげなく寄り切った。
横綱昇進は、千秋楽の取組終了後に臨時の理事会が開催され、次いで横綱審議委員会での審議を経て正式決定となる。 横綱審議委員会には横綱に推薦する条件として「大関で2場所連続優勝か、これに準ずる成績」という内規があり、横綱審議委員会が設置されて以降2場所連続優勝した力士が横綱に昇進できなかった例が無いことから、大の里は場所後の横綱昇進に大きく前進した。まあ、手続きだけの問題だ。いったい誰が彼の横綱昇進を否決できるだろうか? 大の里はデビュー以来1度も負け越したことがなく、優勝はすでに4回、そして相撲内容はすでに横綱相撲だ。
デビューしてから所要13場所での横綱昇進は、年6場所制となった1958年以降で輪島の所要21場所を大きく上回る史上最速。 新入幕からの横綱昇進も大鵬の11場所を抜く所要9場所で史上最速。
我々は歴史の目撃者となった。
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